大学入試対策コース

 大学入試、特に一般入試は、不登校であることや高校中退したこと、高認を利用して受験することなどがデメリットになることは一切なく、誰に対しても門戸を開いています。逆にいえば、全ては試験を突破できるかどうかという実力にかかってきます。

 そのため、大学入試コースでは受験校によっては、「自分のペースで」というわけにはいきません。また、どうしてもやらなければならない勉強が存在し、「苦しい勉強」も乗り越えていかなければなりません。でも、乗り越えた先にはかつてないほどの達成感もあるでしょうから、1つ1つ小刻みに目標を達成していきましょう。

■ 志望校・進路の選択と分析

 勉強に入る前に、自分の行きたい大学がどこなのかを考えましょう。なぜなら、大学入試は、受験校によって必要な科目や勉強すべきポイントが高校以上に異なり、ある程度進学先を決めておいた方が効率が良いからです。しかも、高校の科目は1科目当たりの学習量も莫大ですから、仕事と両立して勉強する社会人の方ですと、尚更科目の「取捨選択」が大事になってきます。進路指導・進路の相談も随時行っていますので、具体的な大学名は決まらなくても、学部や文系・理系などを一緒に決定していきましょう。

 実は、この点は不登校、中退者、社会人の方が現役の高校生に比べて圧倒的に有利な面でもあります。高校生は各高校のカリキュラムに従って学習しますから、どうしても受験という点では無駄が生じます。高校に通っていないことのメリットを存分に生かして受験勉強に取り組んでいきましょう。

■ 基礎学力のインプット

 大学入試では、「思考力」「知識」「処理能力」が合否を左右します。中でも、まずは「知識」が必要です。

 国公立大学も私立大学もセンター試験も、基本的には高校教科書で学ぶ基礎学力を土台にした問題が出題されます。いくら考える力に優れていても、その材料である知識がなければ意味がありません。そのため、たとえ難関大学であってもまずやるべきことは基礎を定着させることです。遅くとも受験する年度の夏までに受験に出てくる範囲分の学力を身につけられるように授業スケジュールを立てます。

■ 学習の進捗・家庭学習の管理

 大学入試の勉強となれば、塾以外での学習時間も当然必要であり、宿題も1日ごとに分けて出題します。宿題の目的は、基礎学力の定着と単純な処理能力や思考力の育成です。塾の授業の復習になる問題、計算や一問一答などの解答速度の向上を図る問題を出題いたします。

 また、これに加えて希望者の方は、学習状況の進捗管理を行います。これは教科別の学習計画を1日のスケジュールに組み込んでいくというもの。例えば、「10/12(日)あさ9:00~11:00にチャート式数学Ⅱの例題134~137を解く。11:00~11:30は休憩、11:30~12:30に世界史10問チェックテストのp.13~15を解く…」と、かなり具体的なスケジュールを作成します。

 ただし、大学入試の場合は自分で考えて計画を立てる能力も大切ですから、あくまで希望者のみが対象です。

■ 試験を解くための実戦力の育成

 遅くとも受験年度の9月から、入試を突破する実戦力を身につける演習主体の訓練を行います。志望大学の過去問を分析し、よく出題される単元の問題を解いてもらいます。問題そのものの解説も行いますが、時間配分や解答の順序、そして「捨てる問題」などといった試験そのものにどう対処するかも合わせて指導します。

 この段階では知識を習得するよりも、必要な知識を引き出す能力を身につけることが重要になってきますので、日々の演習も重要になってきます。宿題や自習などによって、毎日計画的に学習できるように指導を行います。

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