高校入試対策コース

 高校入試は、自分の進路やこれからのことを考える1つの転換点です。不登校の子どもたちの中にも、「高校生活」にあこがれを持っている人がいますから、みなもで入試対策を行って再び高校へ通い始める子どもたちもいます。

 高校に行く・行かないを含めて、自分にとって最善の選択を一緒に考えていきましょう。

■ 自分の行きたい高校はどんなところなのかを考えよう。

# 高校にもたくさんの種類があり、入試のために必要な対策や準備すべきことも異なってきます。

 全日制の公立高校ならば、受験に対応できる学力はもちろん、在籍している学校の内申点も必要ですから、定期テストを受ける必要が出てくる場合もあります。

 一方で、エンパワメントスクールや通信制・定時制など、不登校の子どもたちが通うことを想定している高校であれば、これといった試験対策は必要ない場合もあります。(ただし、通信制の桃谷高校などの例外もございます。)

 ただし、志望校はすぐに決められるものではないですから、まだ未定という人は、とりあえず基礎学力を中心に勉強を始めていくとよいでしょう。

■ まずは、基礎学力のインプットを主体とした授業を。

# 「高校入試対策」といっても、最初にやることは基礎学力の養成です。自分の「できる」・「できない」を確認した上、「できない」単元をポイントを絞って授業していきます。

 また、志望校によっては内申点のこともありますから、定期テスト対策を兼ねて基礎学力を養います。宿題も、定期テスト対策と同様に反復演習で習ったことの定着をめざします。

 さらに、不登校の子どもたちの進路の1つでもある通信制・定時制の試験問題の多くは、基礎的なもので構成されていますから、基礎学力を身につけることが、試験対策にそのまま直結します。

 まずは、基本を確実におさえていくことを最優先していきましょう。

■ 実戦力を身につけ、アウトプットの演習を。

# 不登校ではない子どもたちも験するような全日制公立・私立高校の場合、それぞれの試験問題に応じた分析と実戦力を付けるための対策が必要です。

 基礎学力がしっかり習得できた人は、応用力や入試での実戦力を身につけるためのアウトプットを主軸とした学習プランを立てていきます。実戦演習を始めるタイミングは、お子様の志望校にもよりますが、大阪府公立高校の最も難しい「C問題」を受験するのであれば、遅くとも9月には実戦演習に取り組みたいところです。

 入試に対応する力をつけるには、塾での授業以上に、毎日の問題演習時間の確保が重要になってきます。解法のコツなどは授業で扱いますが、自習などを積極的に促して、問題に向き合い、思考し、どう解けばよいのかを考える時間を確保していきます。

■ さらにその先、大学・専門学校を見据えて。

# 基礎学力だけで十分に試験に対応できる高校の場合、上記のような入試の実戦対策はあまり必要ではありません。

 そのため、中学レベルの基礎学力が十分に習得出来たら、さらにその先の大学を見据えて高校の学習に取りかかるというのも手です。特に、当法人と提携している通信制高校に進学される子どもたちや高認取得をめざす子どもたちの場合は、早いうちから大学入試を見据えた対策・準備に移るケースが多く存在します。

 このような取り組みは、学校に通っていないからこそできることでもあります。「不登校」のメリットを存分に生かすのも良いかもしれませんね。

コメントは受け付けていません。